| イレッサ治療のための再入院 | ||
| 月 日 | 内 容 | 備 考 |
| 2004年 8月17日(火) |
抗がん剤治療の説明(通院) 紹介を受けた呼吸器内科Y医師から化学療法の説明を受ける。 今回のガンは非小細胞肺ガンのうちの肺腺上皮ガンで、原発ガンからの転移で発生しているので、血液の中にガン細胞が存在している可能性が高い。従って抗がん剤による治療法しか選択できない。但し、このタイプのガンは進行は遅いが、従来の抗がん剤は効きにくい(ガンが小さくなる可能性は10%以下)。 今考えられる治療法は以下の3つ。 @通常の抗がん剤の治療・・・効果は少なく、副作用がある。 Aイレッサの内服による治療・・・ただし今までは抗がん剤で効果のない患者のみにしか使っていない。 B抗がん剤治療を行わない・・・代替治療のことか? 上記Aについては今まで抗がん剤未治療の患者には実績がないが、今までの実績で効果があった患者は「日本人」「肺腺ガン」「タバコを吸わない」「ガン細胞に遺伝子変異がある」の条件をひとつでも多く満たす患者のようだ。(立証されているわけではないが・・・)。自分はその4つを満たしている患者なので、効果が出る可能性が高い。Y医師としてはAを薦めたい。 以上の話を聞いて、1も2もなく「イレッサ治療」をお願いする。同時に「イレッサ治療」は間質性肺炎等の重篤な副作用で死亡する例が一般の抗がん剤での死亡より多いので、2週間程度の入院をして副作用のチェックとその効果を確認することが条件とのこと。 「同意書」を書き、入院手続きを行う。入院はベッドが空き次第連絡するとのこと。 夜、ガンセンターから「急な話だが、明日退院の患者さんがいる。治療の準備はまだできていないが、明日入院するか?」との問い合わせが入る。入院は決まっているので早くても、遅くても同じ、急遽入院することとする。 |
![]() 5階病棟エレベーター ![]() 遠く、駿河湾が臨める(南側)。 ![]() 北側には富士山がこのように。 手前の山は愛鷹(あしたか)山。 |
| 8月18日(水) | 入院 (静岡県立静岡ガンセンター) 昨年6月21日に退院するときは再びここに来るとは思ってはいなかった。1年ちょっとの間に看護士さんが半分以上変わっている。退院後増床したため、ベテランが多数新しい職場へ移り、新任の看護士さんが増えたのだそうだ。担当になった看護士さんは前回のときにもお世話になったベテランの看護士さんで心強い。 |
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| 8月19日(木) | 急遽入院したため、病院側の準備が整っていない。 来週から「イレッサ」の服用を始める。 それまではやることがない。テレビと読書で時間をつぶす。 看護士さんに今までの患者さんにどんな副作用があったか聞いてみる。 皮膚疾患(にきび、湿疹のようなもの。場所はいろいろ)、深爪の場合の爪の縁の炎症、下痢等が多く出ているようだ。 |
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| 8月20日(金) | 皮膚科医師の診察 自分の場合は元々皮膚が弱く、軽いアトピー性皮膚炎(今は軽い)、頭の脂漏性皮膚炎があり、通常も皮膚科に通うことが多いので「イレッサの副作用」がどうなるのか心配だ。当院の皮膚科の医師に相談して今までの薬をすべて見せて相談する。アトピーの飲み薬と、頭へ付ける新しい薬をくれた。 20日(金)〜22日(日)まで外泊をする。 |
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| 8月24日(火) | イレッサ服用開始 【イレッサ服用1錠目】 いよいよ今日から服用を開始する。 朝食8:00看護士さんが「食後に飲んでください」と小箱にイレッサを1錠入れて持ってきてくれた。普通の錠剤よりやや大きめな赤色の錠剤。 これが「イレッサ」か・・。しばし眺めてから「頼むよ」と言いながら口に入れて、水と一緒に一気に飲み込む。 |
![]() 右がイレッサ錠、左は市販の風邪薬。一錠7,216円、なぜそんなに高いのでしょう(但し、健康保険がききます) |
| 8月25日(水) | 【イレッサ服用2錠目】 昨日服用1日目は副作用らしきものは何もなかった。 |
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| 8月26日(木) | 【イレッサ服用3錠目】 今までのところ、副作用らしきものは何もない。 |
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| 8月27日(金) | 【イレッサ服用4錠目】 夜、軽い腹痛のためトイレに行ったところ下痢であった。これは副作用か? |
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| 8月28日(土) | 【イレッサ服用5錠目】 昨日の腹痛は今日はない。昨日の下痢は一過性であったようだ。副作用であったかどうか不明。 東京から娘二人が見舞いに来てくれた。夕方東京から姉が見舞いに来てくれた。家内を含めて女4人で賑やかなこと。個室なので周囲に迷惑はかからない。こういうときは個室は良い。帰りは全員で沼津へ寿司を食べに行った。患者だけが寂しく病院の食事。 |
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| 8月29日(日) | 【イレッサ服用6錠目】 朝、気がつくと両肩の前あたりに赤い小さい湿疹がパラパラとある。「来た,来た、これが幅作用か」、かゆみはない。皮膚科の先生にもらっている薬を塗る。 千葉と、上尾の兄夫婦が揃って見舞いに来てくれた。 遠方なのに申し訳ない。近隣のSさんや、Tさん、親戚のUさん、今日は日曜日なので見舞い客が多い。 |
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| 8月30日(月) | 【イレッサ服用7錠目】 両肩周辺の赤いブツブツは多少増えた。かゆみはない。 |
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| 8月31日(火) | 【イレッサ服用8錠目】 前日と変わらず。 |
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| 9月1日(水) | 【イレッサ服用9錠目】 前日と大きく変わらない。皮膚疾患は消えるもの、新たに発生するものとがあるようだ。全体にはそれほど増えていない。 |
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| 9月2日(木) | 【イレッサ服用10錠目】 皮膚疾患は鏡で確認したら背中、尻のあたりにも多少ある。いずれもかゆみはないので気づきにくい。顔に出ないのが幸いだ。 |
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| 9月3日(金) | 【イレッサ服用11錠目】 前日と変わらず。 |
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| 9月4日(土) | 【イレッサ服用12錠目】 軽い腹痛のためトイレに行ったところ下痢であった。イレッサの副作用か?8月27日以来2回目。 |
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| 9月5日(日) | 【イレッサ服用13錠目】 今日は下痢もなし。前と同じように下痢は一過性であったようだ。皮膚疾患の状況も大きな変化なし。 |
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| 9月6日(月) | 【イレッサ服用14錠目】 明日、CTで効果を見る。問題なければ、退院して自宅でイレッサ服用をする。 副作用で肺炎等になった場合の対応のことを考えれば、できるだけ長く病院にいたいが、そうもいかないだろう。 |
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| 9月7日(火) | イレッサ服用の効果確認 【イレッサ服用15錠目】 今日、イレッサ服用後初めてのCT撮影、イレッサ服用の効果を見る。 15:00CT撮影。 夜、Y医師が病室に見えた。「CTでの画像を見ると、ガンの陰影はイレッサ服用前より、明らかに薄くなっている。早くもイレッサの効果が認められるので、このまま継続使用しよう」との話あり。不安が晴れた。これで命拾いをしたという気持ち。 |
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| 9月8日(水) | 退院 【イレッサ服用16錠目】 退院後は副作用の確認のため、1週間に一度、安定したら2週間一度、呼吸器内科へ通院し定期検診を受ける。ガンに対する効果はCTにて、転移のチェックはPET、MRIを適宜行う。副作用の皮膚疾患についてはガンセンター内の皮膚科へ通院する。呼吸器内科と皮膚科の予約をする。 |
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| 自宅でのイレッサ服用及び定期検診 | ||
| 9月9日(木) | 【イレッサ服用17錠目】 イレッサの自宅治療は錠剤を朝食後に一錠呑むだけなので、生活は通常と変わらない。ただ、風邪を引かないように注意をする。 |
![]() 1階ロビー ![]() 再診の場合、持たされるポケベル。診察や会計のとき、これのおかげで「○○さ〜ん」と名前を呼ばれることはない。 ![]() 会計はこの会計機で。(2台あり) |
| 9月10日(金) | 【イレッサ服用18錠目】 どうも胃の辺りが重く、食欲がない。元々胃は丈夫な方で、今まで食欲がないということは滅多になかったので、これも副作用か?(これは1週間ぐらいで自然に治まった・・・副作用ではないようだ) |
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| 9月11日(土) | 【イレッサ服用19錠目】 下痢をした。入院中から数えて3回目。今回も一過性で軽度だった。 退院して爪を切った際、右足の親指がやや深爪になったらしく、爪の右側の縁が赤く炎症を起こしている。歩くのには差し支えないが、指で押すと痛みを感じる。 |
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| 9月15日(水) | 【イレッサ服用23錠目】 呼吸器内科定期検診。血液検査と、X線撮影。特に異常は認められない。 昨日から足と手に湿疹が現れた。これはイレッサの副作用ではなく、元々あるアトピー性皮膚炎のようだ。痒みが強い。昨年も今頃同じ症状が出て皮膚科へ通った。原因は分からないが、季節の変わり目の何かに反応しているらしい。明日、皮膚科で診てもらう。 |
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| 9月16日(木) | 【イレッサ服用24錠目】 皮膚科定期検診。副作用の皮膚疾患よりも、アトピー性皮膚炎の方が症状が悪い。痒み止めと付け薬をもらう。イレッサ副作用もあるが、紛れて分からない。 足爪の炎症はイレッサの副作用だそうだ。爪の切り方の注意を受ける。爪は決して深く切らず、1ミリくらい残し、カーブは少なく、まっすぐ見えるように切るのが良い。。炎症がひどい場合手術の必要があるとのこと。液体窒素で処置をし、同時に付け薬をもらう。 |
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| 9月24日(金) | 【イレッサ服用32錠目】 呼吸器内科定期検診。血液検査、CT撮影。肺炎はない。 CT画像では前回、9月7日よりもガンの陰影は薄くなっており、効果はある。 但し、血液検査の結果でGOT、GTPの数値が許容値の倍くらいまで上がっている。イレッサの副作用で肝臓への悪影響出ているようだ。 この数値が下がるまでイレッサの服用を一時中断する。 |
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| 9月30日(木) | アトピー性皮膚炎がようやく治まる。手と足に跡が残っているが痒みはなくなった。イレッサの副作用も服用を止めているので消えたようだ。 |
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| 10月1日(金) | 所属する健保組合(退社後2年間は任意継続)主催のウォーキングキャンペーンに参加申し込み。10〜11月2ヶ月間1日8,000歩以上歩く。生活習慣病対策としての毎日の運動は欠かせないので、これに参加して朝夕2回の散歩で1日10,000歩以上歩くことを目指す。ガンの症状らしきものは全くなく、体調は良い。 | |
| 10月8日(金) | 呼吸器内科定期検診。血液検査、X線撮影。肺炎はない。 GOT、GTPが許容値まで下がったのでイレッサ服用を再開、但し肝臓への悪影響があるといけないので明日から隔日に服用して様子を見る。 |
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| 10月9日(土) | 【イレッサ服用33錠目(隔日服用では1錠目)】 今日から隔日に服用。副作用の恐れは半減する代わりに、ガンに対する効果も半減するのではないか?今までと同じ効果があればよいが・・・。 |
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| 10月15日(金) | 【イレッサ服用36錠目(隔日服用4錠目)】 呼吸器内科定期検診。血液検査、X線撮影。肺炎はない。GOT、GTPがやや上昇しているが、問題になるほどではないのでイレッサは服用を継続する。 |
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| 11月19日(金) | 【イレッサ服用53錠目(隔日服用21錠目)】 呼吸器内科定期検診。CT、血液検査。GOT、GTPは下がり、正常範囲内に。 CT画像でのガンの陰影は前回よりはやや濃くなっている(イレッサ服用前との中間程度)。イレッサによる効果と、副作用の程度からみて現段階ではなんともいえない。もう少し、隔日服用を続けて様子を見る。 皮膚科検診。2、3日前から副作用らしき湿疹が出てきた。前回は両肩の前だったが、今回は出る場所が変わって手と足に出てきた。前回同様に痒みはない。 爪の炎症はようやく癒えた。 |
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| 2005年 1月7日(金) |
【イレッサ服用78錠目(隔日服用46錠目)】 呼吸器内科定期検診。血液検査、X線。GOT、GTPとも正常な数値の範囲内。最近、咳が激しくなっている。X線では肺炎の兆候は見られないが、12日にCTを撮るので、大事を取ってそれまでイレッサを中断する。 CT撮影の予約1月12日。診察1月14日。 |
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| 2005年 1月14日(金) |
呼吸器内科定期検診。X線撮影、血液検査。血液検査でのGOT、GTPは正常値。X線撮影及びCTでの肺炎の兆候はない。1月12日撮影のCT画像は隔日服用になってからは2回目。ガンは前回よりやや濃くなっている。やはり隔日服用では効果が少ないのか?それともイレッサの効き目がなくなったのか?濃くなっているとはいっても、その程度は僅かであり、他の効果的な代替治療法がないのでもう少し隔日服用を続けて様子を見る。明日からイレッサ隔日服用を再開する。 3月にCT、MRI、PETの撮影をひと通り行い、ガンの状態、転移の有無を確認する。 |
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| 1月15日(土) | 【イレッサ服用79錠目(隔日服用47錠目)】 今日からイレッサ隔日服用を再開。 空咳が相変わらず出る。肺炎ではないことはわかったので、肺から来るものではないようだ。手術後から続いている(途中治まった時期が1ヶ月ほどあったが)ところをみると気管支の不具合か? 副作用と思われる皮膚疾患は手と足に出ているが、痒みもなく、程度は悪くないので、今は薬をつけていない。皮膚科へは定期検診の必要もなくなり、ひどくなったら来るように言われた。 |
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| 1月26日(水) | 【イレッサ服用85錠目(隔日服用53錠目)】 呼吸器内科定期検診。X線撮影、血液検査。血液検査でのGOT、GTPは正常値。X線での肺炎の兆候はない。 |
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| 2月9日(水) | 【イレッサ服用92錠目(隔日服用60錠目)】 呼吸器内科定期検診。X線撮影、血液検査。血液検査でのGOT、GTPは正常値。X線での肺炎の兆候はない。 |
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| 2月23日(水) | 【イレッサ服用99錠目(隔日服用67錠目)】 呼吸器内科定期検診。X線撮影、血液検査。血液検査でのGOT、GTPは正常値。X線での肺炎の兆候はない。 |
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| 3月9日(水) | 【イレッサ服用105錠目(隔日服用73錠目)】 呼吸器内科定期検診。X線撮影、血液検査。血液検査でのGOT、GTPは正常値。X線での肺炎の兆候はない。 |
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| 3月16日(水) | 10:00MRI 11:50PET 昨年7月と8月以来7ヶ月ぶりの撮影。MRIで脳に転移がないか。PETで全身への転移がないかのチェックを行う。 |
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| 3月23日(水) | 10:00CT(造影剤)撮影。1月12日以来の撮影。ガンの進行状況のチェック。 16日、と23日の結果は25日の定期検診で説明。 |
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| 2005年 3月25日(金) |
【イレッサ服用113錠目(隔日服用では81錠目)】 今日はイレッサの服用でガンがどうなっているか、脳や全身へ転移していないかが分かる。いつもながら、ガン進行状況を聞くときは不安に駆られる。「ガン細胞君よ。おとなしくしていてくれよ」という気持で診察を受ける。 当日診察前に血液検査も行う。(肺炎のチェック・・・異常なし) 【ここまでの総括】 結果・・・脳、全身への転移は見られない。ガンは右肺に認められるが、大きさは前回1月12日と比較して同じ程度。イレッサによってガンの進行が阻止されており「イレッサによる効果はあり」とみてこのまま隔日服用を継続する。 イレッサによる副作用は「肝機能」は隔日服用にしてからは、許容範囲内を維持している。。皮膚疾患が背中、足等に出ている(かゆみなし)が程度は以前より軽い。皮膚疾患は軽度なので薬は使用していない。 |
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| 2006年 6月14日(水) 7月5日(水) |
【イレッサ服用337錠目】 皮膚病が全身にひどいので、イレッサを一時休止する。 |
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| 7月6日(木) | 再度前と同じように隔日服用を再開。 | |
| 2007年 2月22日(木) |
6ヶ月に1度、定期的に撮影したPET画像が前回(2006/6/27)よりやや濃く出ている。念のため、2007/4/25に確認のPETを撮影する。 | |
| 5月2日(水) | 2006/6/27、2007/2/22、2007/4/25の3回のPET画像を並べて比較した結果、画像の濃さが段階的に濃くなり、イレッサの効きが悪くなった(薬剤耐性)と判断。 2004.8.24から服用したイレッサは2007.5.1服用分をもって中断することに決定した。 期間:2年8ヶ月強。 服用数:488錠 スタート時1日1錠→途中中断を含めて隔日服用。 【総合評価】 スタート時は報道等で「間質性肺炎」の問題が強調されていたので心配したが、入院をして細かなチェックの元で服用したので、すぐその心配はなくなった。 現れた副作用は肝臓数値の上昇(その間はイレッサを中断した)、爪の周辺のはれ(1度)、下痢6ヶ月に1回程度(一過性)、皮膚疾患だった。 私の場合は皮膚疾患が最大の障害だった。イレッサは皮膚乾燥を促す作用がある。イレッサ自体が起す皮下内出血(小さな点状・かゆみがない)が最初は背中の上部に、後半は下肢に現れた。それほど気になる程度ではなかった。 私の場合は元々皮膚が弱く、イレッサ服用前から春とか秋にアレルギーを起す。全身に痒みを伴う湿疹が出た。イレッサ服用後はそれが前よりひどい状態で現れた。その都度皮膚科で薬を処方してもらい、毎年1ヶ月ほどその症状と戦いだった。これはイレッサが原因と言われた。ただし、これは誰にでも出る症状ではないと思う。 総合的に見ると、イレッサは一般の抗がん剤に比べれば上記皮膚疾患を含めても副作用は極端に少なく、かつ軽いと言える。服用しながら仕事をすることも可能。イレッサに効果があればQOLは高い。 2007年5月11日より一般抗がん剤治療となる。 「闘病記・抗がん剤治療」に記録。 |
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| イレッサ再服用(2008年1月10日より) | ||
| 2008年 1月10日(木) |
今日からイレッサ再服用。2度目なので入院はなし。 1月23日(定期健診)まで毎日1錠服用、その時点で副作用の状況を見て、その後の飲み方を決める。 前回は服用後から15日目に撮ったCTで効果が認められた。 副作用はちょうど1ヶ月目で肝臓数値(GOT、GTP)が許容地の倍ぐらいに上がったため、一時中断後、隔日服用になった。皮膚疾患は最初から現われ、徐々に程度が重くなった。特に冬季の乾燥期には悪くなったように思う。但し、私の場合は顔には疾患が一切出なかったので、外出等への支障はなかった。 トータルで2004.8.24〜2007.4.30まで2年8ヶ月服用した。 |
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| 1月23日(水) | 【イレッサ再服用14.錠目】 朝から天気予報は最悪。太平洋岸は広い範囲で雪、地元静岡も山間部は雪の予報が出ている。病院は山の上にあるので、途中雪道になったらイヤだなと思って、朝早めに家を出た。雪が降ることは殆どないので、チェーンなどはもちろんない。幸い往復とも雨で済んでその心配も杞憂に終わった。こんな天気でも病院の混雑は相変わらずだ。 こんなとき、ポケベルを持たせるシステムは便利だ。私の場合はもっぱら待ち時間は図書室で週刊誌を見たり、ラウンジでコーヒーを飲みながら待つようにしている。 【定期検診】 診察結果 ・白血球の数値は3,200と正常範囲(3,900〜9,800)より大分低めだった。 ・肝臓の数値等は正常値。 ・レントゲン画像には異常は見られない。 前の抗癌剤の影響か白血球の数値がなかなかもどらない。低くても日常生活に支障がないといわれたが、この状態が続くと、必要なときに抗癌剤の選択肢の範囲が狭まるので、何とか戻ってもらいたい。 イレッサは前回の診察日の翌日から今朝までちょうど2週間(14錠)服用した。幸い今日までのところ、心配していた副作用らしきものはまだ何も出ていない。 肝臓数値(GOT、GPT)も正常値。皮膚疾患もまだ出ていない。 |
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| 2月6日(水) | 【イレッサ再服用28.錠目】 今日は11:00にPET-CTの予約が入っているので、いつもの定期検診はその前10:00だった。 病院到着9:00。採血、レントゲン撮影を済ませて、検診を待つ。 【定期検診】 診察結果 ・白血球の数値は3,500と正常範囲(3,900〜9,800)よりやや低めだった。 ・肝臓の数値GOT=42(基準値10〜40)、GPT=42(5〜40)は基準値をやや超えている。 ・レントゲン画像には異常は見られない。 イレッサは今朝までで28錠服用した。幸い今日までのところ、心配していた副作用らしきものはまだ出ていない。 肝臓数値(GOT、GPT)はやや高めの傾向が出ているが、皮膚疾患はまだ出ていない。このままイレッサ服用を継続する。 効果の確認は定期検診の後、11:00からPET検査を行う。 【PET-CT】 11:00予約だが、少し速めに10:45に受付。ブドウ糖注射10:50。10:55〜11:55安静。PET-CT11:55〜12:15。 結果説明は次回検診2月19日(火)。 |
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| 2月13日(水) | 【イレッサ再服用35.錠目】 全身に強いかゆみ (2月10日頃から) これはイレッサ服用前から毎年1〜2度あったアレルギー症状に似ている。イレッサは皮膚乾燥を起こしやすいので、それが引き金になったか、あるいはイレッサに関係なく起きたものか不明。前回イレッサ服用時、同様なことがあった際にもらった薬(アレルギーを抑える薬、かゆみ止め、塗り薬)があったので、早めに使ったせいか2日ほどで治まった。今日はかゆみが治まっている。 |
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| 2月19日(水) | 【イレッサ再服用41錠目】 【定期検診】 診察結果 ・PET-CTの結果説明 前回と比べてがんの画像が薄く、やや小さくなっている。イレッサの効果ありと認める。 ・肝臓の数値はGOT=51(基準値10〜40)、GPT=70(5〜40)と基準値を超えていて、イレッサの副作用が出ているようだ。 ・白血球の数値は4,420と正常範囲(3,900〜9,800)で、ようやく正常値に戻った。 ・レントゲン画像には(肺炎等)異常は見られない。 画像の結果からイレッサの効果ありと認められるので、このまま1日1錠の服用を継続する。副作用として、肝臓の数値が上昇しつつあるので、それを抑える薬(プロへパール毎食後1日3錠)を平行して服用する。次回の検診が3月5日なので、それまでに副作用がひどい場合には先生に連絡をする。 皮膚疾患は先週全身のかゆみがあった。それとは別にイレッサの副作用らしき湿疹(かゆみなし)が上肢に少し出ている。皮膚疾患は前回の服用時に比べて、非常に軽い。 |
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| 3月5日(水) | 【イレッサ再服用56錠目】 【定期検診】 診察結果 ・肝臓の数値はGOT=50(基準値10〜40)、GPT=62(5〜40)と基準値をやや超えていて、イレッサの副作用が出ているようだ。ただ、この程度だと自覚症状もなく、心配は要らない。 ・白血球の数値は3,600と正常範囲(3,900〜9,800)で、正常値より低い。前回は許容範囲内に戻ったが、今回はまた下がった。やはり常態でも低い状態になっているようだ。 ・レントゲン画像には(肺炎等)異常は見られない。 副作用として、肝臓の数値がやや高いが、それを抑える薬(プロへパール)の効果があり、前回と同じ程度。次回の検診までに副作用がひどくなるようなら先生に連絡をする。 イレッサの副作用らしき湿疹が腕に少し出ているが、前回からの変化は殆どない。皮膚疾患は全体として前回の服用時に比べて、非常に軽い。皮膚科に寄 って、皮膚疾患がひどくなった場合の付け薬をもらった。 レントゲンはイレッサの副作用としての肺炎等をチェックしている(ガンはレントゲンには写らない)が、今までに異常が出たことはなく、今回も異常なしだった。 |
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| 3月18日(火) | 【イレッサ再服用69錠目】 【定期検診】 診察結果 ・肝臓の数値はGOT=46(基準値10〜40)、GPT=40(5〜40)と基準値をやや超えていて、イレッサの副作用が出ているようだ。ただ、この程度だと自覚症状もなく、心配は要らないという説明だった。 ・白血球の数値は3,720(正常範囲3,900〜9,800)で、正常範囲よりやや低い。前々回は一度だけ許容範囲内に戻ったが、それ以外は正常範囲に達していない。やはり常態でも低い状態になっているようだ。 ・レントゲン画像には(肺炎等)異常は見られない。 イレッサの副作用らしき湿疹が腕と足に少し出ている。ここ2〜3日暖かくなって、背中など皮膚がややかゆいが、副作用なのか、アレルギーなのか、あるいは老人性疾患なのか不明。生活に支障はない。 皮膚疾患は前回の服用時に比べて、非常に軽い。服用前は皮膚疾患をいちばん心配したが、2ヶ月以上同じ状態が続いている。 |
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| 4月2日(水) | 【イレッサ再服用84錠目】 【定期検診】 診察結果 ・肝臓の数値はGOT=30(基準値10〜40)、GPT=45(5〜40)とGPTが基準値をやや超えていた。ただ、この程度だと自覚症状もなく、心配は要らないという説明だった。 ・白血球の数値は6,650(正常範囲3,900〜9,800)で、今までよりはずいぶん良くなっている。 ・レントゲン画像には(肺炎等)異常は見られない。 イレッサの副作用らしき湿疹が胸の辺りにいくつか出ている。この湿疹はかゆみがなく以前の例では自然に消失するのであまり気にならない。但し、この湿疹が人によっては顔に出る場合があって、その場合はニキビのようなのできっと気になるだろう。 皮膚疾患は前回とほぼ変わらない。 次回検診4月16日(水)。4月から5月にかけて定例のCT、MRI、PET-CTの検査の予約をした。。 ●MRI 4月30日 13:30 ●CT・・・5月12日 11:30 ●PET-CT・・5月14日 12:45 |
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| 4月16日(水) | 【イレッサ再服用98錠目】 【定期検診】 ・肝臓の数値はGOT=35(基準値10〜40)、GPT=40(5〜40)とGPTが基準値の上限ではあるが、自覚症状もないし、先生の説明でも問題なしだった。 ・白血球の数値は4,450(正常範囲3,900〜9,800)で、毎回バラツキはあるものの、正常範囲に戻った。 ・レントゲン画像には(肺炎等)異常は見られない。 副作用として心配される、肝臓の数値は服用している薬(プロへパール)の効果か、ほぼ安定している。 湿疹は胸、腹などに見られる。それでも以前隔日で服用したときよりはずっと軽い。この湿疹はかゆみがなく自然に消失し、また別の湿疹が現れる。ただ、全身の皮膚が乾燥気味になって、そのせいかあちこち(場所は不定)にかゆみが出て掻くので掻き傷ができる。イレッサの副作用で皮膚が乾燥しやすくなるということなので、そのせいかもしれない。帰りに皮膚科に寄って、かゆみ止め(付け薬+飲み薬)を処方してもらった。 次回検診4月30日(水) |
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| 4月30日(水) | 【イレッサ再服用112錠目】 【定期検診】 ・肝臓の数値はGOT=31(基準値10〜40)、GPT=40(5〜40)とGPTが基準値の上限ではあるが、自覚症状もないし、先生の説明でも問題なしだった。 ・白血球の数値は4,370(正常範囲3,900〜9,800)で、毎回バラツキはあるものの、正常範囲に戻っている。 ・レントゲン画像には(肺炎等)異常は見られなかった。 副作用として心配される肝臓の数値は服用している薬(プロへパール)の効果か、ほぼ安定している。皮膚疾患も前回とほぼ同じ状態。付け薬と飲み薬を使用しているせいか状態は変化がないのかもしれない。皮膚の表面を見ると、乾燥してシワが多くなったような気がするのは副作用なのか、年齢のせいか。 【MRI撮影】 予約は13:30の予定だったが、定期検診が終わってすぐ(11.30)、急遽空きができたので撮影を早めてくれた。 結果説明5月14日(水)の定期検診時 |
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| 5月12日(月) | 【MRI撮影】 11:30 |
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| 5月14日(水) | 【イレッサ再服用126錠目】 【定期検診】 ・肝臓の数値はGOT=31(基準値10〜40)、GPT=50(5〜40)とGPTが基準値の上限を超えたが、自覚症状もないし、先生の説明でも問題なしだった。 ・白血球の数値は5,370(正常範囲3,900〜9,800)で、毎回バラツキはあるものの、正常範囲にあり安定している。 ・レントゲン画像には(肺炎等)異常は見られない。 副作用として心配される、肝臓の数値は服用している薬(プロへパール)の効果か、ほぼ安定している。 【MRIの結果】 異常なしだった。 【CTの結果】 前回(昨年9/25)と比較すると形は同じだが、濃さがやや濃いように見える。2/6撮影のPET-CTとの比較では変化が見られない。但し、CTとPET-CTでは比較画像の大きさが違うので正確な比較はできないので、2/6撮影のPET-CTと本日これから撮影するPET-CTとを比較して、次回の定期検診時に今後の投薬計画を検討する。 【皮膚科検診】 副作用の皮膚疾患は最近かゆみが強くなっているので、飲み薬(+胃薬)を一つ追加した。 【PET-CT撮影】 12:45〜14:20 今回、気懸りだったCTの結果説明は何となくすっきりしなかったが、次回の診察まであまり深刻に考えないで待つことにする。同じようなことが繰り返えされると、一喜一憂の幅は小さくなるものだ。 |
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